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gee!

広く深く、書きたいときに書きたいことを書いていきたい(願望)

潜在的ファザコン

 

マンマ・ミーア! [DVD]

マンマ・ミーア! [DVD]

 

 

夏になると、映画の『マンマ・ミーア!』が観たくなる。

 

今はとても好きな作品のひとつだが、初めて観たときは正直外れだと思った。

 

映画の『レ・ミゼラブル』でコゼット役だったアマンダ・サイフリッドにすっかり魅了されて、2枚で1500円という廉価版(?)のブルーレイを買った。

意気揚々と再生したのだが、最初の方でソフィと友人たちが再会するシーンのテンションがあまりにも高すぎて早々に真面目に観ることを諦めた。

設定からぶっ飛びすぎてるし、登場人物のテンションがやたら高いし、ストーリーもいまいち入り込めないし、おじさんたちの歌がアレだしで、安かったとはいえ、購入してしまったことを後悔した。

ただ、アマンダはかわいかった。めちゃくちゃかわいかった。

その一点だけでこのブルーレイを手放すことはなかった。めんどくさいっていうのもあったけど。 

 

買ってから1年くらい経ったころだと思う。

あまりにも暇だったときに、棚にひっそりと並んでいた『マンマ・ミーア!』をふと観返してみた。

私は、再び後悔した。

おもしろいじゃん。

 

たった1年で私の中で何かが変わったらしい。

特に、1回目に観たときは歌唱力ばかりが気になってしまっていたおじさんたちに泣かされた。自分でもびっくりするくらい泣いた。

微妙な歌唱力がかえって彼らの人物像にリアリティを持たせていたのかもしれない。そのことに気づかなかった(気づけなかった)私はまだ幼かった。

 

ソフィとドナとか、ドナとサムの関係より、昔を懐かしむおじさんたちに完全に心を奪われてしまった。

元々海外のおじさん俳優が好きという訳ではない。だからといって嫌いな訳ではないのだけれど。

ちなみに私が好きな海外俳優はマット・ボマーとアーロン・トヴェイトとエディ・レッドメインである。好みがわかりやすいね!

 

 

話が逸れてしまった。

何が言いたいのかというと、私は「おじさんが頑張る」系の物語に弱いらしい。

『オーケストラ!』とかもアホみたいに泣いた。『アンコール!!』も開始30分で画面が見えなくなった(『アンコール!!』はまた別なジャンルな気もするけど)

 

 

ここで、私の中にある疑問が浮かんだ。

「私って実はファザコンなのではないか?」

 

意識はしていなかったが、表立って反抗したことはないし、周りの話を聞くと私と父親との関係はそんなに悪くはないと思う。

自分がファザコンだから自然と父親の姿を映画のキャラクターに重ね合わせていたのではないか。

 

 

だが、その疑問は実家に帰省した時にすぐ解消された。

 

やっぱり俳優の力って偉大だよね。